海老名 弾正 (?〜?)

羽茂本間氏の家老。佐渡西方城主。
天正17年(1589)、攻め寄せる上杉勢に対して羽茂氏の出城の一つである西方城付近に20丁程の鉄砲を持つ伏兵50人を忍ばせ上杉勢14人を討ち取った。
しかし羽茂側も20人程が討たれ弾正自身も負傷したため撤退した。
寛永2年（1625)、南佐渡代官・原宗勇から九味ケ尾と餅之木平を与えられた海老名五右衛門が海老名弾正の末裔だという。
おそらく海老名真国は別時代の別人だが偶然に同じ名前を名乗っていた可能性がないでもないので別名として記す。
また、子孫から播磨屋という問屋が出たともいう。