椎名 康胤 (?〜1576)
越中の国人。 椎名慶胤の子? 長常の養子? 子に小四郎重胤。 新川郡守護代。松倉城主。 初め上杉謙信に属した。 永禄11年(1568)、謙信が神保氏と和睦したことに反発して武田氏と結び謙信に反抗したため松倉城を謙信に追われた。 元亀3年(1572)からは富山城に拠ったが元亀4年(1573)正月には富山城からも追われた。 康胤は上杉への帰参を求めたが許されず、一向一揆に合流して謙信に抵抗を続けた。 天正4年(1576)、蓮沼城を攻撃され自害した。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/00/61.shtml