大掾 清幹 (1573〜1590)

大掾慶幹の子である三郎貞国の子。
天正7年（1577）、父・貞国の死により家督相続。
天正18年（1590）、秀吉の小田原征伐に従わず領地を没収、佐竹義宣に府中城を攻められ自刃した。
宮部の残念坂には、逃げる清幹が燃える城を見て「嗚呼残念」と慨嘆したという伝承が残っている。