足利 政氏 (1462〜1531)

古河公方。
足利成氏の子。弟に義綱(上杉顕実)。子に高氏・義明・基頼。
長享の乱では山内顕定を支持し、明応5年(1496)には武蔵柏原で扇谷朝良らと戦った。
永正元年(1504)、武蔵立河原に北条早雲・今川氏親らと戦う。
永正2年(1505)、弟・義綱を上杉顕定の養子とする。
この頃、子の高氏・義明らと対立し、義明は小弓公方を称して独立した。
永正9年(1512)、子・高氏に古河公方の位を譲り隠退し、下野国の小山政長のもとに身を寄せた。
享禄4年(1531)7月18日、没。