飯田 角兵衛 (1562〜1632)

加藤清正・加藤忠広の臣。日本七槍の一人。森本儀太夫・庄林隼人と並んで加藤家三傑の一人。
飯田直澄の子。子に角兵衛孫右衛門・忠右衛門。食録6500石。
天正11年(1583)、賤ヶ岳の合戦で清正の先鋒として功を挙げた。
文禄2年(1593)、森本儀太夫・庄林隼人と共に亀甲車で朝鮮晋州城の石垣を破壊して後藤又兵衛を出し抜き一番乗りの功を挙げたという。
土木普請にも才を示し、熊本城の大改修や名古屋・江戸城の普請奉行としても貢献した。
寛永9年(1632)9月18日、没。