庁南 豊信 (?〜1590)

庁南武田氏当主。上総庁南城主。
武田清信の養子？　多賀土佐守高好の子？　子に氏信。
永禄7年(1564)、里見義弘に従い第二次国府台合戦に子・氏信と共に参加した。
元亀元年(1570)、越相同盟に対抗し、里見義堯と武田信玄の同盟を仲介した。
天正17年（1589）、里見義康の命で正木頼忠らと共に万喜城の土岐頼春を攻めたが、敗退した。
天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原征伐では北条氏に属し、房総征伐を担当した徳川家康に攻められ自害したという。