東禅寺 氏永 (1544〜1588)

大宝寺氏の臣。
弟に東禅寺勝正。
天正11年(1583)、最上義光と通じて弟・勝正と共に挙兵し、大宝寺義氏を殺害した。
天正14年(1586)、弟・勝正と共に義氏の跡を継いだ義興を攻めるが、伊達政宗が仲介に入り和睦した。
天正15年(1587)、大宝寺義興に東禅寺城を包囲されるが、援軍・最上義光が義興を破り、義興は自害した。
天正16年(1588)、義興の養子・義勝を擁する義勝の父・本庄繁長と十五里ヶ原に戦い敗死。