東禅寺 勝正 (1549〜1588)
大宝寺氏の臣。 東禅寺義長の弟。 天正11年(1583)、最上義光と通じて兄・氏永と共に挙兵し、大宝寺義氏を殺害した。 天正14年(1586)、兄・氏永と共に義氏の跡を継いだ義興を攻めるが、伊達政宗が仲介に入り和睦した。 天正15年(1587)、大宝寺義興に東禅寺城を包囲されるが、援軍・最上義光が義興を破り、義興は自害した。 天正16年(1588)、義興の養子・義勝を擁する義勝の父・本庄繁長と十五里ヶ原に戦い敗れ、繁長を暗殺しようと斬り掛かったが甲の鉢を割るにとどまり、殺された。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/01/59.shtml