里見 義豊 (1496?〜1534)
安房国里見氏3代当主。 里見義通の子。子に義員。叔父に実堯。従兄弟に義堯。 永正9年(1512)頃、父・義通の老齢により家督を継ぐか? 大永6年(1526)、足利義明の命により真里谷信保・里見実堯らと共に海上から江戸城下の港湾都市・品川に攻め入り文武兼備の将と賞賛された。 天文2年(1533)、北条氏に通じて叛乱を企てた里見実堯・正木時綱らを誅したが、実堯・時綱の子である義堯・時茂らに滝田城を落とされ、真里谷信保を頼って逃れた。 天文3年(1534)、真里谷信保らの支援を得て安房国に復帰したが、犬掛合戦で敗死した。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/01/65.shtml