千葉 自胤 (1446〜1493)
千葉氏当主。 千葉胤賢(?〜1455)の子。実胤の弟。養子に甥・盛胤(?〜1556)。 享徳の乱では上杉氏を支持して足利成氏と争い居城を失い流浪した。 康正(1455〜1457)頃、東常縁の支援を得て武蔵国赤塚城主となった。 寛正3年(1462)、兄・実胤の隠退により石浜城主となった。 文明10年(1478)、太田道灌の支援を得て境根原に千葉孝胤を破る。 文明11年(1479)、道灌の支援を得て孝胤の籠もる臼井城や真里谷信興の真里谷城などを攻略、旧領の上総・下総を回復した。 後、道灌の死などにより上総・下総を放棄して武蔵国に撤退した。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/01/9e.shtml