原 胤清 (?〜1556)
下総千葉氏の臣。 原胤隆の子。子に胤貞。朝胤の甥。従兄弟に基胤。 文亀3年(1503)、葛飾郡に侵攻してきた伊勢宗瑞を撃退。 永正7年(1510)、下総に侵攻してきた里見義通・義豊を撃退。 永正10年(1513)、葛飾郡に侵攻してきた北条氏綱・氏康を撃退。 永正14年(1517)、足利義明を擁した真里谷信勝・信保らに小弓城を攻められ落城、従兄弟・基胤の戦死により家督相続、高城胤吉の根木内城へ逃れ、後に北条氏綱を頼った。 天文7年(1538)、古河公方・足利晴氏に従い千葉昌胤・高城胤吉・井田友胤らと共に第一次国府台合戦に参戦し、足利義明の死に乗じて小弓城を回復した。 天文8年(1539)、北条氏の臣・遠山綱景から八幡庄真間弘法寺の寺領を安堵されている。 弘治2年(1556)2月12日、没。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/01/ab.shtml