原 胤信 (1587〜1623)
下総千葉氏の臣。キリシタン。 原胤義の子。 天正18年(1590)、北条氏の人質として小田原城にあったが、北条氏滅亡により流浪した。 後、徳川家康に小姓として召し抱えられ、御徒組頭・鉄砲組頭として1500石を与えられるようになった。 慶長5年(1600)頃、大坂で洗礼を受けジョアンと名乗った。 慶長17年(1612)、キリシタン追放令を拒否して岩槻に潜伏した。 元和元年(1615)、捕縛され、両手の親指と両足の腱を切断され、額に十字の烙印を押され、追放された。 元和9年(1623)、再び捕らえられ、火あぶりの刑にされた。
水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp http://katsura-kotonoha.sakura.ne.jp/etc/olhlp/00/00/01/ac.shtml