[PR]

『新妻LOVELY×CATION』を応援しています!

ハッシュ DLL

戻る
動作環境 / バージョン / 正規表現 / 日時書式 / 文字分類 / ハッシュ DLL

C・C++ / VB.NET / VB / VBA

関数

LIBRARY
EXPORTS
  CreateAlgorithm        @1 ; アルゴリズムへのハンドルを作成します。
  DestroyAlgorithm       @2 ; アルゴリズムを破棄します。
  InitAlgorithm          @3 ; アルゴリズムを初期化します。
  InputData              @4 ; アルゴリズムへデータを入力します。
  GetHashLength          @5 ; ハッシュのサイズをバイト数で取得します。
  GetHash                @6 ; 入力されたデータからハッシュを取得します。
  GetHashTextLength      @7 ; ハッシュ文字列の文字列長をバイト数で取得します。
  GetHashText            @8 ; 入力されたデータからハッシュ文字列を取得します。

使用手順

1. LoadLibrary() で DLL をロードする。
2. GetProcAddress() で関数へのポインタを取得する。
3. CreateAlgorithm() でアルゴリズムへのハンドルを取得する。
4. InitAlgorithm() でアルゴリズムを初期化する。
5. InputData() でデータをアルゴリズムへ入力する。
6. GetHash() で計算結果を受け取る。
7. DestroyAlgorithm() でアルゴリズムへのハンドルを解放する。
8. FreeLibrary() で DLL を開放する。


CreateAlgorithm

概要

 アルゴリズムへのハンドルを作成します。

序数

 1

宣言

HANDLE WINAPI CreateAlgorithm( void );

返値

 作成したアルゴリズムへのハンドルを返します。
 アルゴリズムの作成に失敗した場合は null を返します。
 作成したアルゴリズムは関数 DestroyAlgorithm() で破棄します。

使用例

	HANDLE hAlgorithm = CreateAlgorithm();
	if ( hAlgorithm )
	{
		if ( 0 == InitAlgorithm( hAlgorithm ) )
		{
			if ( 0 == InputData( hAlgorithm, data, length ) )
			{
				const int hashsize = GetHashLength( hAlgorithm );
				if ( 0 < hashsize )
				{
					void *buffer = malloc( hashsize );
					if ( buffer )
					{
						if ( 0 == GetHash( hAlgorithm, buffer, hashsize ) )
						{
							…… 省略 ……
						}
					}
				}
			}
		}

		if ( 0 != DestroyAlgorithm( hAlgorithm ) )
		{
			…… 省略 ……
		}
	}

DestroyAlgorithm

概要

 アルゴリズムを破棄します。

序数

 2

宣言

DWORD WINAPI DestroyAlgorithm( HANDLE hAlgorithm );

引数

HANDLE hAlgorithm
 破棄するアルゴリズムへのハンドルを指定します。

返値

 関数が成功した場合は 0 を返します。
 関数が失敗した場合は 0 以外の エラー識別値 を返します。


InitAlgorithm

概要

 アルゴリズムを初期化します。
 アルゴリズムに入力済みのデータは全て無効になります。

序数

 3

宣言

DWORD WINAPI InitAlgorithm( HANDLE hAlgorithm );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

返値

 関数が成功した場合は 0 を返します。
 関数が失敗した場合は 0 以外の エラー識別値 を返します。


InputData

概要

 ハッシュを計算したいデータをアルゴリズムへ入力します。
 データの入力は複数回に分けて行うこともできます。

序数

 4

宣言

DWORD WINAPI InputData( HANDLE hAlgorithm, const void *data, int length );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

const void *data
 書き込むデータへのポインタを指定します。

int length
 引数 data が指す領域のサイズを バイト数 で指定します。
 0 以下の値を指定すると関数は失敗します。

返値

 関数が成功した場合は 0 を返します。
 関数が失敗した場合は 0 以外の エラー識別値 を返します。

使用例

	char buffer[ 1024 ];
	while( 0 < (length = fread( buffer, 1, sizeof( buffer ), fp )) )
	{
		if ( 0 == InputData( hAlgorithm, buffer, length ) )
		{
			…… 省略 ……
		}
	}

GetHashLength

概要

 ハッシュのサイズを バイト数 で返します。

序数

 5

宣言

int WINAPI GetHashLength( HANDLE hAlgorithm );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

返値

 ハッシュのサイズを バイト数 で返します。
 関数が失敗した場合は 0 以下の値を返します。


GetHash

概要

 アルゴリズムに入力されたデータからハッシュを計算します。

序数

 6

宣言

DWORD WINAPI GetHash( HANDLE hAlgorithm, void *buffer, int bufsize );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

void *buffer
 バッファへのポインタを指定します。
 この領域に ハッシュ の先頭 bufsize バイトが格納されます。

int bufsize
 引数 buffer が指す領域のサイズを バイト数 で指定します。
 ハッシュを格納する領域に必要なサイズは関数 GetHashLength() で取得します。
 0 以下の値を指定すると関数は失敗します。

返値

 関数が成功した場合は 0 を返します。
 関数が失敗した場合は 0 以外の エラー識別値 を返します。

使用例

	const int hashsize = GetHashLength( hAlgorithm );
	if ( 0 < hashsize )
	{
		void *buffer = malloc( hashsize );
		if ( buffer )
		{
			if ( 0 == GetHash( hAlgorithm, buffer, hashsize ) )
			{
				…… 省略 ……
			}
			free( buffer );
		}
	}

GetHashTextLength

概要

 ハッシュ文字列の長さを バイト数 で返します。

序数

 7

宣言

int WINAPI GetHashTextLength( HANDLE hAlgorithm );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

返値

 ハッシュ文字列の長さを バイト数 で返します。
 ハッシュ文字列の長さに終端文字 '\0' は含まれません。
 関数が失敗した場合は 0 以下の値を返します。

使用例

	const int length = GetHashTextLength( hAlgorithm );
	if ( 0 < length )
	{
		const int bufsize = 1 + length;
		void *buffer = malloc( bufsize );
		if ( buffer )
		{
			if ( 0 == GetHashText( hAlgorithm, buffer, bufsize ) )
			{
				…… 省略 ……
			}
			free( buffer );
		}
	}

GetHashText

概要

 アルゴリズムに入力されたデータからハッシュ文字列を取得します。

序数

 8

宣言

DWORD WINAPI GetHashText( HANDLE hAlgorithm, char *buffer, int bufsize );

引数

HANDLE hAlgorithm
 アルゴリズムへのハンドルを指定します。

char *buffer
 バッファへのポインタを指定します。
 この領域に ハッシュ文字列 の先頭 bufsize-1 バイトが格納されます。
 文字列末尾には終端文字 '\0' が付加されます。

int bufsize
 引数 buffer が指す領域のサイズを バイト数 で指定します。
 ハッシュ文字列を格納する領域に必要なサイズは関数 GetHashTextLength() で取得します。
 0 以下の値を指定すると関数は失敗します。

返値

 関数が成功した場合は 0 を返します。
 関数が失敗した場合は 0 以外の エラー識別値 を返します。

使用例

	const int length = GetHashTextLength( hAlgorithm );
	if ( 0 < length )
	{
		const int bufsize = 1 + length;
		void *buffer = malloc( bufsize );
		if ( buffer )
		{
			if ( 0 == GetHashText( hAlgorithm, buffer, bufsize ) )
			{
				…… 省略 ……
			}
			free( buffer );
		}
	}

エラー識別値

0x00000000 - 関数は正常に終了しました。
0x00000001 - 指定された引数が不正です。
0x00000100 - 関数内部でエラーが発生しました。


更新履歴

2005/03/07
md4.dll 0.00
md5.dll 0.00
sha1.dll 0.00
sha256.dll 0.00
sha512.dll 0.00


Google
ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。匿名で送信できます。

 * 返信が必要な場合には postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp へ直接メールしてください。

水無瀬 優 postmaster@katsura-kotonoha.sakura.ne.jp
>> Amazon.co.jp 『たまゆら童子』 へ
>> 楽天ブックス 『たまゆら童子』 へ